舌を診て身体の調子をみよう②
でも本日は舌の診方2です!
前回お話ししましたが舌を見るためには大きく3つのポイントがあります。
①舌の色
②舌の形
③舌の苔の厚さと色
さて、今日は②舌の形をお話ししていくよー。
まず、よく見かけるのが舌の周りに歯型がついている人。舌の周りがギザギザになっている人だね。これは【歯痕舌(しこんぜつ)】っていうの。
この歯痕舌は身体の中に水が過剰に溜まっている人に多い。要は舌が浮腫んで周りの歯に当たってしまっていることで歯型が下についてしまっている状態。
水が溜まっているのは、消化器系が弱っていたり、気が弱っていたり、原因は様々です。
次に、見かけるのが舌の表面に亀裂が見られる人。これは【裂紋舌(れつもんぜつ)】というよ。
この裂紋舌はさっきの歯痕舌とは逆で身体の中に水が不足している人がこういった状態になっています。
水が不足しているので舌を潤すことが出来ずにひび割れてしまっているんだね。
そして、最後に紹介するのが舌の裏の静脈の怒張です。
舌の裏を見て、黒い血管が見える人は【瘀血(おけつ)】状態です。
つまりは血流が悪い人ってことです。
この瘀血状態だと、生理中に痛みや不調が出たり、生理前にイライラしたり落ち込んだりする可能性が高くなってきます。
さて、本日は②舌の形の代表的にパターンを紹介しました。
次回は③舌の苔の厚さや色を紹介していきますねー。。