舌を診て身体の調子をみよう①
こんにちは。迎心堂のムカエです。
今日は私が鍼灸治療の時に診ている東洋医学的診断の舌診(ぜっしん)について、ちょっとお話ししていくねー。
舌は身体の症状を診る診断の中で1番客観的に判断できるので、ある程度知っておくと自分の身体の変化を診るのにすごく便利なんですよー。
ざっくり言うと
①舌の色
②舌の形
③舌の苔の厚さと色
今日はまず【①舌の色】のお話をします。
正常な状態は淡いピンク色。
しかしちょっと白っぽい舌(いわゆる淡白舌)はちょっと弱った状態の【虚証】を表している。
虚証には身体のエネルギー不足の「気虚」、もしくは血液不足の「血虚」などがある。
だから、ちょっと白っぽい舌の人は、疲れやすかったり、元気がなくなったり、足がつりやすくなったり、肩こりがひどくなったりがある。
そして逆に紅っぽい舌(いわゆる紅舌)は身体の中に熱がる状態を示している。
身体の中に熱が過剰にあるから、熱を冷ましてあげる必要がある。
それ以外には、紅舌よりももっと紅が強くなった「絳舌」という舌もある。
これはより強い熱症状で、水分不足の状態。
あとはちょっと紫っぽい舌は「紫舌」
これは血流が悪い瘀血という状態の舌である。
こんな感じで舌は、その日の体調やその時の状態によって変わるので、自分の舌をちょこちょこ診てあげるといいよ。
いつもよりちょっと白っぽければ、ちょっと頑張りすぎているんだな。少し休もう。などと自分をコントロールするのにも役立ててあげてね。
では、次の機会には②舌の形をお話しするねー。
ばぁーい(๑>◡<๑)