胚移植後の生理周期は乱れやすい!?
胚移植後は生理周期が乱れることがよくあります。これは自然な反応で、以下のような理由によって引き起こされます。
🌀 胚移植後に生理周期が乱れる主な理由
1. ホルモン補充(黄体ホルモン・エストロゲン)
移植周期では、体外から黄体ホルモン(プロゲステロン)やエストロゲンを補充するため、本来のホルモンバランスが一時的に崩れます。
→ その影響で「いつ排卵するか」「いつ内膜が剥がれるか」のサイクルが乱れやすくなります。
2. 薬の中止後のリバウンド
判定日後に陰性で薬を中止した場合、ホルモンが急に下がって月経が始まりますが、タイミングがズレたり出血が不規則になったりすることも。
3. 着床しかけた反応(化学流産)
一度着床しかけてから流れてしまうと、体が一時的に妊娠反応を起こしたあと月経へ移行するため、リズムが崩れやすいです。
4. 精神的・身体的ストレス
胚移植までの治療過程や、判定待ちの緊張感が、自律神経やホルモンの働きを乱すこともあります。
⏰ 生理周期の乱れはいつまで?
多くの場合、
- 次の周期または2~3周期以内に自然に戻ることがほとんどです。
- ただし、周期がずっと乱れたままの場合は、ホルモン検査や超音波でのチェックをおすすめします。
ご参考にされてください。
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