霜焼けの症状や原因・対処法|効果的にツボもご紹介!
『冬になると霜焼けが出来る』
『寒くなると手が真っ赤になりひび割れが起きる』
など、霜焼けや霜焼け予備軍でお困りの方に向けて、本日は『霜焼けの原因や対処法・ツボ療法』をまとめました。
ぜひ、これを参考にして、快適な冬が過ごせるように改善していきましょう;
霜焼けの症状
霜焼け(凍瘡)とは、寒さによって手足の指や耳、鼻先などの末端部分の血行が悪くなり、炎症を起こす症状です。
霜焼けには、軽度、中度、重度の3つの段階があります。
- 軽度:皮膚が赤く腫れる。
- 中度:皮膚が赤く腫れ、痛みやかゆみがある。
- 重度:皮膚が黒ずみ、潰瘍や壊死が生じる。
霜焼けの原因
霜焼けの原因は、寒さによる血行障害です。寒さで血管が収縮すると、血流が悪くなり、末端部分の組織が酸素や栄養を十分に受け取れなくなり、炎症を起こします。
霜焼けは、寒冷地や冬によく見られます。また、高齢者や子ども、冷え性、糖尿病などの基礎疾患がある人は、霜焼けになりやすい傾向があります。
予防や対処法
霜焼けの予防には、以下の点に注意しましょう。
- 寒いときは、手足や耳、鼻先など末端部分をしっかりと保護する。
- 靴下や手袋は、通気性の良いものを選ぶ。
- 入浴後は、すぐに体を拭き、保湿する。
霜焼けを発症した場合は、以下の対処を行いましょう。
- 患部を温める。
- 患部を清潔に保つ。
- 市販の霜焼け薬を使用する。
重度の霜焼けの場合は、病院を受診しましょう。
霜焼けに効くツボ
霜焼けに効くツボは、以下のとおりです。
- 湧泉(ゆうせん)
- 足の裏、親指の付け根からかかとまでの約1/3のところに位置するツボです。
- 血行を促進し、冷えを改善する効果があります。
- 太衝(たいしょう)
- 足の親指の付け根にあるツボです。
- 心臓の機能を高め、血行を促進する効果があります。
- 三陰交(さんいんこう)
- 足のくるぶしの内側、脛骨(すねの骨)の下にあるツボです。
- 体の巡りを良くし、冷えを改善する効果があります。
- 足三里(あしさんり)
- 膝の皿の下、外側のくぼみにあるツボです。
- 胃腸の働きを高め、全身の免疫力を高める効果があります。
これらのツボを、1日3回程度、5~10分程度お灸や指圧で刺激すると、血行が促進され、霜焼けの症状の改善が期待できます。
なお、霜焼けの症状が重い場合は、無理にツボ押しを行うと症状が悪化する恐れがあるため、医療機関を受診してください。
具体的なツボ押しの方法は、以下のとおりです。
- ツボを見つけたら、親指や人差し指でゆっくりと押し込みます。
- 痛気持ちいい程度の強さで、10秒ほど押し続けてください。
- ツボの周囲も軽くほぐします。
まとめ
霜焼けは、寒さによる血行障害です。
霜焼けの予防には、以下の点に注意しましょう。
- 寒いときは、手足や耳、鼻先など末端部分をしっかりと保護する。
- 靴下や手袋は、通気性の良いものを選ぶ。
- 入浴後は、すぐに体を拭き、保湿する。
霜焼けに効果的なツボは以下の4つです。
- 湧泉(ゆうせん)
- 太衝(たいしょう)
- 三陰交(さんいんこう)
- 足三里(あしさんり)
いかがでしたでしょうか?
ぜひ、毎年霜焼けになる人は今のうちから刺激をしておいてみてくださいねー。